型紙を実寸で印刷する方法
手作りの型紙でいちばん多いつまずきが「印刷したらサイズが合わない」。原因のほとんどはプリンタの自動縮小(フィット印刷)です。ここでは型紙をA4に実寸(原寸大)で正しく印刷する設定と、必ず成功を確認する方法をまとめます。
1. なぜ印刷するとサイズがずれるのか
PDFやブラウザの印刷では、初期設定で「用紙に合わせる」「ページに収める(Fit to page)」が有効になっていることが多く、これが余白に合わせて図面を数%縮小してしまいます。数mmの縮小でも、身頃や袋物では仕上がりが目に見えて変わります。
解決はシンプルで、倍率を100%(実際のサイズ)に固定し、フィット系のオプションをオフにするだけです。
2. 正しい印刷設定(ブラウザ別)
Chrome / Edge
- 送信先を「PDFに保存」または実際のプリンタに設定します。
- 詳細設定を開き、「倍率」→「カスタム」→ 100 にします(「規定」のままだと自動縮小されることがあります)。
- 「用紙に合わせる」「ページに合わせる」のチェックを外す。
- 用紙サイズがA4(海外はLetter)になっているか確認して印刷します。
Firefox
- 印刷ダイアログで「拡大/縮小」を100%に。
- 「ページに合わせて縮小」をオフにします。
✏️ PDFで保存したい場合も、送信先を「PDFに保存」にして同じく倍率100%で出力すれば、後からコンビニ等でも実寸印刷できます。
3. 校正枠で必ず検算する
設定が正しくても、プリンタ側の余白処理でわずかに縮むことがあります。そこで印刷後に必ず実測します。
カタガミの型紙は、1枚目の案内シートに一辺50mmの校正枠と0〜100mmの定規が入っています。定規で校正枠を測り、ぴったり50mmなら成功です。もし48mmなど小さければ縮小がかかっているので、設定を見直してください。
- 50mm → そのまま使ってOK
- 48〜49mm → フィット印刷がオンのまま。倍率100%を再確認
- 大きすぎる → 拡大指定が残っていないか確認
4. それでも合わないときのチェックリスト
- プリンタドライバ側の縮小:OSの印刷詳細やプリンタ設定に「用紙に合わせる」が別途ある場合があります。
- 余白なし/フチなし設定:フチなし印刷は拡大が入ることがあるため、通常印刷にします。
- 用紙サイズ違い:A4データをLetterで出すと縮みます(その逆も)。データと用紙を合わせます。
- スマホから直接印刷:倍率指定ができないアプリが多いので、一度PDFに保存してから印刷すると確実です。
よくある質問
- 倍率100%にしてもサイズが合いません。
- プリンタドライバ側にも「用紙に合わせる」設定があることがあります。ブラウザとドライバの両方で縮小オプションをオフにし、校正枠を実測して確認してください。
- 校正枠が48mmくらいになります。
- 約4%縮小されています。多くはフィット印刷が原因です。倍率を必ず100%(カスタム指定)にし、規定設定を使わないようにしてください。
- コンビニで印刷できますか?
- できます。倍率100%でPDFに保存し、コンビニのマルチコピー機で「原寸・等倍」印刷すればOKです。校正枠の実測は同じく行ってください。
型紙はカタガミで無料生成できます。好きなサイズで作って、実寸印刷できます。
型紙ツールを開く →