作り方ガイド
ペット用ベスト(犬・猫共用)の作り方
前足ぐりを広めに開けたベスト型のペット服。背パネルと腹パネルの2ピース構成で、犬にも猫にも着せやすい設計です。動きを妨げにくく、通気性も確保されるため夏場のファッションアイテムとして最適です。
1. 材料と道具
材料(小〜中型犬の目安)
- 布(天竺ニット・コットン・リネンなど)— 30cm × 50cm程度(サイズにより変動)
- ネック・前足ぐり用のバイアステープまたはリブニット — 各周囲分
✏️ 動きやすさを重視するならニット素材、デザイン性を重視するならコットンやリネンもおすすめです。大型犬の場合は布量が増えるため、事前に型紙の大きさを確認してから必要量を計算しましょう。
道具
- ミシン
- チャコペン・鉛筆
- 定規・はさみ
- アイロン
- まち針またはクリップ
2. 型紙の作り方(カタガミで自動生成)
カタガミの型紙ツールを使うと、サイズを入力するだけで縫い代付きの型紙を自動計算してA4に分割印刷できます。
-
ツールを開く
型紙ツールを開き、上部タブの「ペット」→「ペット用ベスト(犬・猫共用)」を選択します。 -
サイズを入力する
「胴回り」「着丈(背丈)」「腹丈」「首回り」「前足ぐり位置」「前足ぐり幅」「ゆとり」を入力します。猫・豆柴・小型犬・中型犬・大型犬のプリセットから選べます。 -
前足ぐり幅を調整する
「前足ぐり幅」を広げるとよりベスト感が強まり動きやすくなります。前足の太さ+3〜5cm程度が目安です。 -
縫い代を設定する
下部スライダーで縫い代幅を選びます(0.7 cm 推奨)。 -
印刷する
「印刷する(A4・実寸)」ボタンを押し、倍率 100%・用紙に合わせるをオフにして印刷します。
✏️ 型紙は背パネルと腹パネルの2種類です。ペットの実測サイズを元に、ゆとりを必ず加えて入力してください。
3. 布の裁断
- 背パネルを裁つ
背パネル型紙で1枚裁断します。首側が細く、裾に向かって緩やかに広がる形です。 - 腹パネルを裁つ
腹パネル型紙で1枚裁断します。前足ぐりのカットが大きく入った形です。 - 端の処理
各パーツの縫い代端にジグザグミシンかロックミシンをかけておきます。
4. 縫い方
4-1. 脇を縫う
- 背パネルと腹パネルを中表に合わせ、前足ぐりより後ろ側の両脇を縫い合わせます。
- 縫い代をアイロンで割るか片側に倒して整えます。
4-2. ネックラインを処理する
- 首ぐりの長さを測り、バイアステープまたはリブニットを輪に切ります(首ぐり周囲の約85〜90%の長さ)。
- 伸ばしながら首ぐりに縫い付け、縫い代を内側に倒してアイロンをかけます。
4-3. 前足ぐりを処理する
- 前足ぐりの周囲にバイアステープまたはリブニットを縫い付けます。大きなカーブはゆっくり縫いましょう。
4-4. 裾をヘム処理する
- 裾を三つ折りにしてアイロンをかけ、端から2mmを縫います。
✏️ 大型犬の場合は縫い代をしっかりほつれ処理しておくと耐久性が上がります。
5. コツと応用
- サイズの測り方:胴回りは前足の付け根の後ろ(最も太い部分)を測ります。着丈は首の付け根から尻尾の付け根まで。ゆとりは小型犬で4〜6cm、大型犬で6〜10cm程度を目安にしてください。
- 着脱しやすくする工夫:背中や腹部にスナップボタンやマジックテープを付けると着せ替えが簡単になります。特にベルクロ(マジックテープ)は手早くできておすすめです。
- 犬と猫で調整するポイント:猫の場合はゆとりをやや多めに(+2cm程度)取り、前足ぐりを広めにするとよりベスト感が出て嫌がりにくくなります。
型紙はカタガミで無料生成できます。サイズを変えてすぐに試せます。
型紙ツールを開く →